あんこ日記

仕事も育児もほどほどのゆるワーママ

私がゲーム嫌いな理由

昔からテレビゲームってあまり好きじゃない。というか、好きになってはいけない気がしてた、と言ったほうが正しい。小学生のころ、ファミコン(なつかし!)のスーパーマリオにハマりかけ、中学生のころはドクターマリオにハマりかけ(マリオばっかり)、妊婦のときは、パソコンの上海(麻雀パイを減らしていくゲーム)にハマりかけました。どれも、夜更かしする日が数日続いた段階で、「あ、そろそろやばいな」と思って、ぱったりゲームをしなくなりました。やってる最中は面白いし、負けた時は「次こそ勝つぞ!」と再スタートボタンを押すのですが、やり終えたときの虚無感がなんとも言えない。社会に役に立つわけでもなく、自分のためになっているわけでもない。「私なにやってたんだ」感に襲われるのがいやで、ゲームを好きになってはいけないんだ、と思いこむようになってた。

 

でも、よく考えれば、社会の役に立とうが立たまいが、自分が楽しいと思うのであれば、ゲームの没頭するのもありよね。「役に立つ=善」という思想に染まりすぎてて、ゲームのように一見役に立たないもの(漫画も然り)を自然と遠ざけるようになってしまし、仕舞にはなにかに没頭するという経験をしないまま大人になってしまった気がする。あまりに良い子ちゃん過ぎた子供時代だったことをいまさら後悔中。

 

ゲーム大好きでゲームしかしてなかった兄は、親からするとホント大変で、一般的にみるとかなりハチャメチャなライフスタイルを昔も今もしているけれど(昼夜逆転してたり、学校行かなかったり)、私よりも「自分」というものがあるのかもしれない。でも、ああはなりたくないしな・・・今さら。